火の見櫓図鑑
富山地方鉄道本線 宇奈月温泉駅前通りを南へ一本入った市道沿いに立つ櫓。鉄筋コンクリート造の分団詰所と一体となった櫓で、見張台部分は二面が、中間部分は四面が壁に覆われている。内部構造は不明だが、恐らく梯子で一階または二階から見張台へアクセスできるものと思われる。 見張台の開口部はアーチ状の造形となっており、屋根裏中心部に半鐘が吊るされている。また壁面の一面には1mごとに目盛が記されており、見張台床面まで14m、屋根上端まで約17mであることがわかる。
(2021年11月訪問)
←Prev | 目次 | PageTop