山形市と仙台市を結ぶ国道286号沿い、新山地区の中心部に建つ櫓。屋根はなく、頂部にはホースを干すためか竿が渡されており、そこに防災無線のスピーカーも設置されている。半鐘は設置されていない。
見張台は四角形で、高欄は外縁部と手摺が鋼管、垂直材と水平材が丸鋼製で、手摺は梯子出入口部分が円弧状に張り出している。
脚は四本で、主材は太めの鋼管製。上部に向かうにつれて間隔が狭くなり、最終的にはΛ型に頂点で結合するようになっている。水平材は細めの鋼管、斜材は丸鋼製で、各部の接合はいずれも溶接によるもの。主材は上から見ると台形に配置されており、上辺にあたる巾の狭い辺が梯子を兼ねている。
(2017年5月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |