県道272号沿い、下宝沢地区の集会所の敷地内に建つ櫓。見張台に屋根はなく、ホースを干す竿が頂部に渡されており、そこに小屋根がかけられた半鐘が吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は外縁と手摺部分が鋼管製、垂直材と水平材が丸鋼製。梯子出入口部分は手摺が円弧状に外側へ張り出している。床にはサイレンが設置されている。
脚は四本で、主材は太めの鋼管製で、Λ型に頂点で結合するようになっている。水平材は細めの鋼管、斜材は丸鋼製。各部の接合はいずれも溶接による。梯子は主材の一辺が兼用する形になっており、梯子を兼ねる主材の桁間は他辺より短くなっている。
隣接する集会所の壁面には消防信号表が掲示されている。
(2017年5月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |