広石広国の火の見
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | 梯子型 |
県道373号沿い、豊川市立御津北部小学校の西側、広石広国地区のコミュニティ消防センターに設置された櫓。櫓は反身をコミュニティ消防センターの建屋に預けた方形になっている。屋根はなく、県道に面した主材の頂部が円弧状に曲げられており、片方には半鐘が、もう一方にはホース昇降用の滑車が吊るされている。
見張台はほぼ全体が建屋の屋上部分に設置されており、高欄は、通りに面した部分の手摺部が角型鋼管、それ以外の面の手摺が鋼管製、垂直材が丸鋼製。通りに面した角型鋼管の手摺には、ホース干し用のL字型フックが取り付けられている。
脚は四本で、主材がH鋼製、水平材は踊り場を支える部分のみH鋼製で、建屋壁面に沿った。県道に面した2本は地表面まで伸びているが、反対側の面は視認できないため正確な構造は不明だが、視認できる範囲では屋上部のみとなっている。
梯子は二段で、上段は屋上直上の踊り場まで、下段は建屋の壁面に沿って地表面まで続いている。踊り場は高欄が建屋の壁面に沿った二面にのみ見張台と同形状のものが設置されている。基部は主材がそのまま地面に埋設されている。
(2019年10月訪問)