JR東日本奥羽本線 下川沿駅から南南西へ1.8kmほど、県道52号から一本外れた板沢地区の旧道沿いに建つ櫓。見張台は半円形で屋根は無い。
高欄は半円の直線部分が山形鋼製で、円弧の部分が丸鋼製。山形鋼の柱にはかつて半鐘が下げられていたと尾もわける竿と吊り具が設けられている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、主材と水平材はリベットで、斜材は六角ボルトでそれぞれ締結されている。梯子は一段で桁外設置。
(2023年4月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | 半円型 |
脚 | △型 |