県道135号沿い、沖館地区の中心部に建つ櫓。電信柱と同様のコンクリート柱を主材としており、頂部にはサイレンがあり、その少し下部にはホース干し用の滑車が設置されている。
見張台は四角形で柱の中ほどにあり、高欄は手摺・外縁部が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼製。半鐘は見張台部分に設けられているが、主材が電柱なので、半鐘を吊るす部材も電柱用の腕金が用いられており、やや大きめの屋根が掛けられている。
梯子は一段で桁外設置。昇降しやすいようにかなり斜度が緩めに取られており、両脇には丸鋼製の手摺も用意されている。
(2017年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | 柱型 |