弘前市郊外、弘前市役所岩木総合支所の北側の区画に建つ櫓。見張台は円錐形で、頂点には避雷針が設けられている。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は円形で、高欄は手摺が鋼管、垂直材が丸鋼、水平材が平鋼製。四方向の垂直材の一部はX字状に組まれており外見上のアクセントとなっている。床版は平鋼を簀の子状に並べている。
脚は三本で、裾方向への広がりが少なくすらりとした外観。部材は主材、水平材が等辺山形鋼、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。
梯子は二段で、上下段ともに桁内設置。中間の踊り場は足場のみの簡易なものとなっている。
(2023年4月訪問)
屋根 | ○型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |