国道418号沿い、上飯田地区の中ほどにある八百津町公民館上飯田分舘の敷地内に建つ櫓。四角形の屋根には先端が三つ叉になった避雷針と風向計が設けられているが、蕨手などそれ以外の装飾は見られない。
見張台は四角形で欄干は丸鋼製、内側側面には消防信号表が掲示されている。一隅にホース干し用の竿が方杖とともに三角定規のように張り出している。
脚は四本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。主材は下五節が上方へ向けて桁間が狭くなるようになっており、それより上三節は垂直に立ち上がっており、中折れの状態になっている。
基部は基本的に他の節と同様に丸鋼の斜材で特別な補強はされていないが、表に面した梯子の出入り部分のみはゲートのように垂直に補剛が入れられている。
※既に撤去済みです。
(2015年2月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |