国道20号四賀普門寺交差点から市道を東へ進み、JR東日本 中央本線の踏切を渡ったすぐ先に建つ櫓。深めできつい反りのついた屋根は頂部が平に造形されており、そこから付け根に装飾が施され先端が鏃状になった避雷針が設けられている。また、軒には波のような造形が施されており印象的。蕨手はやや下めに取り付けられている。
見張台は四角形の四隅を隅切りした形状で、手摺部を含め外枠が等辺山形鋼製、垂直材部分は丸鋼製で円形やS字型を組み合わせた装飾がなされている。
脚は四本で、主材と水平材が等辺山形鋼、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。
梯子は二段で、上段は桁内、下段は桁外に設置されており、中間に張り出しの無い踊り場が設けられている。踊り場の出入口部分はアーチ状の支柱が設けられており、それをへの字状の補鋼が支えている。
基部はアーチ状の斜材が設けられており、踊り場同様への字型に組まれた補鋼が渡されている。
(2015年7月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |