JR山陽本線庭瀬駅から県道151号を南下した通り沿い、妹尾崎集落の北側に建つ櫓。
浅めの四角屋根には頂部が三角形に造形された避雷針と風向計が設置されている。四角形の見張台は四隅と上部が等辺山形鋼を用いており、縦桟は平鋼で、中央部分はX字上に交差させてアクセントをつけている。
脚は四本で、梯子は桁内に設けられており、途中に折り返しがなく一段で見張台へ登りつめる。斜材は等辺山形鋼をX字状に交差させて交点をリベット留めしたタイプと、丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプが一節毎に交互に用いられている。
基部の斜材は八の字状の直線で、そこにさらに八の字状の補強材が渡されている。
(2014年11月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |