伊豆箱根鉄道駿豆線 三島広小路駅の西方約250mほど、西本町の街中に建つ火の見櫓。見張台は四角形で屋根は無い。一面のみ凸型に張り出しており、その部分には床面にサイレンが配置されている。
高欄は、手摺が鋼管、垂直材が丸鋼、下部外縁が等辺山形鋼製てせ、床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。床面下部には三方向へ向けてスピーカーが設置されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は平鋼をX字状に組んで交点をボルトで締結している。各部の接合は主材への直接締結で、それぞれリベットを用いている。
梯子は二段で、上段、下段ともに桁内設置。中間の踊り場に張り出しはない。梯子の下部は昇降防止のため板が張り付けられている。
基部には物置が設けられている。
(2020年2月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |