火の見櫓図鑑

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山形市消防団第五分団第一部第二班

火の見櫓

 国道13号と263号の交差点の南東、千歳山公園の南側に位置する平清水地区に建つ櫓。屋根はなく、頂部には竿が渡され、小屋根が掛けられた半鐘とホース昇降用の滑車が設置されている。
見張台は四角形で、高欄は外縁と手摺部分が鋼管製、水平材と垂直材は丸鋼製。梯子の出入口部分の手摺は円弧状に外側に張り出している。
 脚は四本で、主材が太めの鋼管、水平材が細めの鋼管、斜材が丸鋼製。各部の結合は全て溶接により、斜材には特に張力を調整するターンバックルなどは設けられていない。
梯子は主材と兼用しており、梯子になっている面は桁間隔が狭くなっている。

(2017年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

全景 見張台 脚部 基部

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