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Page05 (2001年1月14日)


里山にも、雪の季節が訪れた。


灯篭も、薄っすら雪化粧。


誰が奉納したのか、小さな門松が新たな年の幕開けを祝っていた。


大正池も、雪野原へと姿を変えた。


寒風は、容赦なく朽木に吹き付ける。


肌を刺す様な冷たさの清水が、岩肌を滑り落ちて行く。


しかし春はひっそりと、目覚めの時を待っていた。

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