文明の影に
江戸幕府から明治政府へ、そして訪れる文明開花の波は、急速な近代化を日本にもたらし、今日世界有数の経済大国として産業が発展するに至っている。
その発展の過程で、交通、鉱山、工場、住宅、その他様々なものが開発されてきた。そしてそれらを消費する事で、私たちの暮らしはより豊かなものへと進化し続けてきた。
そして発展を持続するには代謝が必要であり、当然の如く棄てられて行くものが存在する。それが、ここに紹介する数多くの産業遺構である。
最早廃れ行くだけの存在であるこうした産業遺構こそが、私たちの今の生活を支える礎である事を忘れないように、写真という形で伝えて行きたい。
ご注意
このコンテンツに掲載されている撮影地に関する質問には、一切お答え致しかねますのでご了承下さい。