尾去沢鉱山跡
このヤマ(鉱山)は、古く奈良時代、和銅元年には既に発見されていたという。
そして昭和53年にその幕を下ろすまでの間、実に1270年に渡って銅を算出し続けていたのだ。
長い歴史が積み重なる過程では、決して表立って語られる事の無い負の歴史も抱えている。輝かしい歩みとその影にあるもの…。様々な人々の思いを秘めたまま、鉱山遺構は現在もなお存在し続け、訪れる者の心に深い印象を与え続けている。
幸いにして坑道内を見学できる施設が設けれている。機会があれば是非一度、その歴史の重みに触れていただきたいと思う。
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