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Canon EOS D60 

 MFでメインシステムを組み、AF時代になってもそのままのシステムで押し通していたので、次に本格的なシステム移行をするのはデジタル化する時だろう、と漠然と考えていた。事実AFのボディとレンズを購入したとは言え、それはあくまでFDシステムのサブ的な要素であり、使用頻度は相変わらずT90やNewF-1の方が高かった。

 そしてようやく、デジタル一眼レフが個人レベルでも気軽に取り扱える状況になった。私も試しに使ってみようと思い、いきなり新品でEOS 10Dなどを購入するのも躊躇われたので、まず最初に割安な中古のEOS D30を使ってみた。果たして実用性があるのかというテストを兼ねての使用だったのだが、機能面では過不足ないレベルにある事が分かったので、もう少し画素数の多いモデルを、という事でD30を処分して購入したのがこのカメラだ。

 薄々感づいていて、それゆえに今まで遠ざけていた世界だったのだが、やはり私のように写真をデジタル処理する人間には、デジタル一眼レフというのは大変便利な麻薬のような存在だ。銀塩の場合には避けて通れず、また多大な時間を要するフィルムスキャンという作業から開放されるというだけでも十分に「買い」だ。

 そんなことで、銀塩カメラの出番が減りつつあるこの頃。ますます安易な道を選択しそうな自分をどうやってコントロールするのか、非常に悩むところだ。

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