「半鐘の音が周辺に届きやすい場所」と言って真っ先に思い浮かべるのは、高台ではないだろうか。遠くに音を伝えるという意味では、高台は必然的に音を遮る障害物が少なくなるため効果が高い。
しかし、ただ単に高所というだけで集落から隔絶された場所では、緊急を要する災害時に打鐘するまでに時間が掛かってしまうなど問題が生じるため、集落立地とのバランスを考慮したものとなっている。
見晴らしの良い高台に建てられている例。
中津川市街を見はるかす田圃の中にぽつりとあるが、周辺の民家からはさほど離れておらず、素早く駆けつけることができる。
※既に撤去済みです。